気胸が比較的、軽症であって、症状がなければ、外来で、定期的に胸部エックス線検査を受けて、経過観察を行うこともあります。それは、安静にしていれば、ふつうは自然に穴がふさがり、症状が消えてしまうからです。針で胸腔内の空気を抜く方法もありますが、軽症の場合は、安静にして放っておくことが多いようです。漏れた空気を抜くことで肺がふくらみますが、それによってブラの穴が再開通してしまう危険性が高いからなのだそうです。
ただし、近年では安静にするだけの治療は再発率が非常に高いため、きちんとした治療を行うようになってきています。
中高度/高等度以上であれば、入院をして胸腔ドレナージ、胸腔内に胸腔ドレーンと呼ばれる直径が5mmほどのチューブを入れ、胸腔ドレナージと呼ばれる吸引機に接続して、胸腔内にたまったものを排出させる方法で対処します。
ただし、これらの治療は“保存的治療”と呼ばれ、気胸の原因であるブラ(空気の袋)に対する治療ではないので、これより重症だと判断されれば、手術などで、根本的な治療を行うことになります。また、やはり保存的治療では再発率が高いので、手術を行うケースが増えているようです。
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