気胸を根本的に治療する場合、ブラの除去が基本になります。かつては、胸部を開いて(開胸手術)ブラを縫縮したり、切除したりする手術が中心でした。しかし最近では、胸腔鏡手術が主流になって、開胸手術は胸腔鏡手術が困難だと思われる場合に行われるようになっているのだそうです。

現在、主流となっている胸腔鏡手術は、大きく開胸する必要がないため、患者さんに対する負担が非常に少なくなっています。胸部に2cmほどの切開を3ヵ所ほど行い、そこから胸腔鏡(カメラ)、肺を支え持つ器具、患部を切開する器具を挿入して行われます。病変部を切除した後は胸腔ドレナージを行って、手術は終了します。

ただ、胸腔鏡手術にはメリットがある反面、デメリットがあることも事実です。メリットとしては、傷が小さいため、入院期間が短くてすむことと、傷跡が目立たない、痛みも開胸手術に比べれば小さいことなどが挙げられます。しかし、開胸手術に比べて再発率が高い、病変が多い場合や広範囲の場合は困難など、デメリットもいわれるようになっています。

いずれにしても、担当医ときちんと相談し、どちらが良いのか話し合うことが重要なのです。



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