気胸が発見されるのは、典型的な症状が現れて受診して発見されるパターンと、自覚症状はまったくなくて、健康診断などの胸部レントゲン検査で偶然に軽度の気胸が見つかるパターンなどがあります。

症状として、ほとんどのケースで胸痛が現れます。同様に、気胸が発症した側の肩や背中にも痛みが出ることも多いようです。年齢的に、高齢者である場合は、狭心症や心筋梗塞などで現れる痛みと混同してしまうケースも多いので、症状の把握をきちんとしておかなければいけません。適切な治療をすることができなくなってしまう危険性があるからです。

また、気胸を発症すると、肺虚脱(縮み)が起こりますから、呼吸運動がきちんと行われず、呼吸が苦しくなります。息苦しい、呼吸困難などの症状が約8割の患者さんで出るとされています。ただし、しばらく安静にしていると呼吸困難も落ち着いてくるので、一時的なものだと勘違いしてしまうケースもあり、治療が遅れてしまうこともあります。特に高齢者では、見極めが重要です。

このほか、2~3割の患者さんにみられるのが、セキです。

これらの症状が出て受診すると、気胸が発症している側の呼吸運動の低下を胸郭の動きを視診でチェック。聴診器を当てての呼吸音チェック、打診による共鳴音のチェックなどが行われます。その後、胸部レントゲン検査を受けることになるのですが、大半はこの検査で確定診断されることになります。



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